なぜ破防法を適用しなかったのか?
いまだに全国15都道府県32ヶ所に拠点
信者は国内に約1,500名、ロシアにも140名(公安調査庁調べ)
大晦日12月31日(土)にオウム真理教の指名手配犯である平田信容疑者(46)が、17年間の逃亡生活を経て出頭しました。警察の不手際が問題となりました。そして、1月10日(火)には、平田を匿っていた斉藤明美容疑者(49)が自首しました。改めてオウム真理教事件が、クローズアップされています。
私は、オウム真理教の拠点施設が山梨県にあったことから、大変な関心を持っていました。17年前に事件を起したオウム真理教が、名前を変え、組織を拡大し、危険な殺人教義を堅持して、いまだにのさばっています。これこそ、戦後日本の典型的事象ではないかと思っています。戦後レジームの脱却なくしては、国民が安心して暮らすことができないと思います。
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●オウム真理教はテロ集団
オウム真理教は、山梨県上九一色村(現富士河口湖町)にサティアンと呼ばれる拠点施設がありました。地元ということもあって、事件が発覚する前に、サティアンの横を車で何度か通過したことがあります。夜もサーチライトで煌々と施設が照らされていたり、白装束でヘッドギアをつけた信者を見かけたりしました。その時には、とても異常に感じたものでした。
オウム真理教は、昭和59年に麻原彰晃(本名松本智津夫)死刑囚が創設し、政党を結成して選挙にも大量に立候補して話題を振りまきました。便乗取材をして問題となったマスコミもありました(坂本弁護士の取材したビデオを事前にオウム真理教に見せたTBSビデオ事件)。往時には、信者が1万人を超えていたと言います。その教団が、坂本弁護士一家殺人事件(平成元年3名死亡)、松本サリン事件(平成6年7名死亡)、公証人役場假谷事務長拉致監禁致死事件(平成7年1名死亡)、地下鉄サリン事件(平成7年12名死亡)等を引き起こし、4000名もの死傷者を出しました。国内はもちろん海外でも特異な無差別殺人、化学テロ事件として、衝撃を与えました。
●破防法適用が却下され、オウム新法で対処
平成7年1月17日の阪神淡路大震災で列島が騒然とする中で、2か月後の3月20日に地下鉄サリン事件が発生します。その2日後に、警視庁等は教団施設に強制捜査に踏切踏み切りました。指揮官は、母校甲府一高の大先輩である井上幸彦警視総監でした。毒ガス・サリンに備えて、鳥かごをもって、防毒マスクをして、武装して強制捜査を行う警察官の姿を、ニュース報道で知り、いまだによく覚えています。それによって、教祖麻原彰晃ら多くの信者が逮捕されました。
その年の7月には、参議院議員選挙があり、私は山梨選挙区から立候補しました。その時の公約の一つが、地元住民の意見を反映させて、オウム真理教事件を二度と起こさないために、治安の観点からも、オウム真理教に対して破壊活動防止法を適用することでした。結局、当選することができず、国会で主張することができませんでした。
当時の政権は、村山自社さ連立政権でした。トップがトップだと、天変地異だけでなく、無差別テロ事件まで起きていたのです。
翌平成8年には、総理が村山富市社会党党首から橋本龍太郎自民党総裁に代わり、ようやく公安調査庁が破壊活動防止法の申請を行いました。ところが、それを受けて、適用の可否を審議した法務省外局の行政委員会・公安審査委員会は、平成9年1月31日に「この処分請求を棄却する旨の決定を行ったのです。既に、宗教法人格を喪失し、破産宣告されていることが、考慮されたと言います。公安調査庁の証拠資料に不備があると論点をずらして発言する公安調査委員もいました。破防法自体に対する憲法違反だという根強い批判もありました。
破壊活動防止法 http://hourei.hounavi.jp/hourei/S27/S27HO240.php
破防法を適用すれば、最初の適用事例となり、オウム真理教は解散し、そしてその構成員も名義を変えたとしても、団体活動ができなくなっていたはずでした。
破防法適用を逃れた教団は、被害者に謝罪もせず、補償もしないで、活動を続けようとして、国民の反発を招きました。そのような中で、オウム対策として新法「団体規制法」が、平成11年に制定施行されたのです。
オウム新法(団体規制法)http://hourei.hounavi.jp/hourei/H11/H11HO147.php
それによって、公安調査庁はオウム真理教を観察対象として、立ち入り調査を行い、現在もチェックを続けています。
●麻原に帰依し組織を拡大。いまだ「殺人教義」を堅持
公安調査庁の調査によると、オウム真理教の教義を引き継ぐ「アレフ」(主流派)と「ひかりの輪」(上祐派)は、いまだに全国15都道府県に32の拠点施設を持ち、信者は国内に1,500名、ロシアに140名もいます。現在も、これ程の活動をしているのかと驚きです。全国的に報道されておらず、知らないというのは怖いなと思いました。麻原への絶対的帰依を徹底させ、組織拡大を図っており、教団の利益に合致すれば、殺人さえも許されざる極めて反社会的な”殺人教義”「タントラ・ヴァジラヤーナ」が、今も生きていると言うのです。驚くべきことです。いまだに危険性が続いています。教団の拠点施設がある地域の方々にとっては、恐怖と不安が募る大変深刻な問題です。
●戦後政治体制からの脱却
平成8年当時破壊活動防止法によって、団体を解散処分にしておけば、いまだに団体活動をするような事態には立ち至っていなかったことでしょう。最近もテレビで漫画家の黒鉄ヒロシ氏も同様のことを指摘していました。
破防法は、昭和27年に日本共産党や朝鮮人の火炎瓶闘争などの暴力活動を阻止するために、制定され、その調査機関として法務省外局に公安調査庁がつくられました。現在の調査対象団体は、オウム真理教、日本共産党、極左過激派、右翼団体、朝鮮総連です。
公安調査庁「内外の情勢の回顧と展望」http://www.moj.go.jp/content/000060342.pdf
なぜオウム真理教に破防法を適用しなかったのでしょうか?
当時破防法適用を却下した公安審査委員会のメンバー(評論家佐高信ら)、破防法自体が憲法違反だとして当時反対した福島瑞穂現社民党党首(当時弁護士)や日弁連らの法律家、市民運動家ら、一部マスコミ等の責任は大きいと思います。その主張の根幹には、破防法は戦前の治安維持法と同様で、軍国主義であるという一方的な歴史観と、日本の弱体化を企図した初期占領政策の集大成である平和憲法に違反しているという戦後レジームの発想でしょう。
今の民主党政権下では、東日本大震災のような天変地異の次には、政治テロ事件が起きかねません。その時のために、破壊活動防止法の適用をためらうようなことがあってはなりません。
そして、麻原死刑囚のような特異な発想を持って行動する人間をここまでのさばらせた背景には、日本国憲法に代表される戦後レジームがあると思います。現在政権を担当する民主党はもちろんですが、戦後一貫して政権を担当した自民党の責任は大きいわけです。私は、自民党を変え、民主党を倒し、戦後レジームからの脱却のために、自主憲法制定や自主防衛力や情報力の強化、教育改革等を推進する必要があると思っています。
●今後の予定
1)「尖閣諸島開拓の日」街頭行動
- 目的:沖縄県石垣市が平成22年に制定しました。その趣旨は、明治28年1月14日に尖閣諸島が日本国に正式に編入されたことを記念し、尖閣諸島のことを多くの日本人に知ってもらいたいからです。それにあわせて、山梨県内においても、尖閣問題と外国資本による水源林の買収阻止等の啓発のため、前日に街頭行動を行います。
- 日時:1月13日(金) 午後5時から(1時間)
- 場所:甲府駅南口
- 連絡:チラシ配布等のボランティアを募集しています。事務所までご一報下さい。
2)赤池まさあきと語る「ネットオフ会」1月交流会
- 内容:赤池まさあきとネット愛好者の方々との気軽な交流会です。
- 日時:1月 13日( 金)午後6時30分から(90分程)
- 会場:地域コミュニティ広場「花水木」(甲府市朝日町商店街)
- 会費: 実費(その場で飲食費を個人精算)
- 申込:事務所までメールを送付して下さい。
3)赤池まさあき後援会「誠友会」新年交歓会
- 内容:尖閣諸島開拓の日にあわせて、領土問題を考えるとともに、新年に当たり参加者相互の交歓会を開催します。
- 日時:1月14日(土)午前11時30分から(90分程)
- 会場:かいてらす(山梨県立地場産業センター)2階 レストラン・ワイングラス
- 会費:1人2千円(当日徴収)
- 申込:事務所までお尋ねください。
4)「頑張れ!民主台湾 加油!民主台湾・東京集会」に参加
- 内容:台湾総統選挙と立法院のダブル選挙にあわせて、東京での集会に参加します。
- 日時:1月14日(土)午後1時から4時まで
- 会場:代々木公園「野外ステージ」
- 主催:頑張れ日本!全国行動委員会等
- 連絡:TEL 03-5468-9222 http://www.ganbare-nippon.net/
5)「山梨経営フォーラム」1月勉強会開催
- 内容:経営者のための異業種交流会です。
- 論題:「平成24年の政治経済の動向は?」
- 講師:赤池まさあき(前衆議院議員)
- 日時:1月16日(月)午前11時30分から午後1時まで
- 会場:甲府富士屋ホテル
- 会費:1名1万円(昼食付)
- 連絡:参加希望の方は赤池事務所までTEL 055-237-5523
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以上、お読み下さり、ありがとうございました。
今後も、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、日本国家国民を守るために、落選したとはいえ、全身全霊で駆け続ける覚悟の赤池誠章です!ホームページもご覧下さい。http://www.akaike.com


