昭和天皇祭。女性宮家創設反対、旧宮家復活を。
1月5日(木)、伊勢神宮に参拝すると同時に、松浦光修皇學館大学教授をお訪ねしました。大学の研究室で、ご指導を賜りました。話題は何といっても、野田内閣が推進しようとする女性宮家創設問題です。旧皇室典範は日本の伝統を踏まえて、大変よくできていること。皇室典範改正問題こそ、戦後レジームの核心だとの松浦先生の指摘は、大変勉強になりました(松浦光修先生のブログ)。
翌1月6日(金)には、平成17年当時の皇室典範改正の有識者会議の座長代理であった薗田逸夫元最高裁判事を内閣参与に招き、2月から有識者からヒアリングを始め、皇室典範の改正案づくりに着手すると報道されました。
私は、小泉内閣が推進しようとした女性天皇、女系天皇容認の皇室典範改正に反対でしたし、当然今回の女性宮家創設も反対です。
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●女性宮家創設は皇室廃絶へつながる
反対の理由は、3つあります。
第一の理由は、女性宮家創設は日本人が望んでいる皇室の永続につながらないからです。逆に、皇室が破壊され、国家統合の機能が失われて、日本の弱体化、国家解体となりかねません。女性皇族が女性宮家として皇室の残るということは、当面皇位継承権がないといっても、必ず皇位継承権を持つ男系男子より天皇との血縁が近いとか、また男系男子が絶えれば、女性宮家に皇位継承権を持たせようということになるのは、容易に予想できます。
女性天皇が生まれると、その皇婿をどう取るかということが問題になってきます。婿を取れなければ、皇統断絶となり、婿を取ってもその婿がどのような方かによって、皇室の信頼性が大きく揺らぎかねません。日本の歴史には、道鏡事件もありました。自らが天皇になろうとする野望家が女性天皇に近づいたら、国家紊乱の元となります。
●日本革命の陰謀
第二の理由は、女性宮家創設は天皇制廃止への一里塚であり、それは32年テーゼ以来、社会主義者、共産主義者の日本革命の闘争目標だからです。現在は社会主義者や共産主義者などは、絶滅しているように思われています。しかしながら、厄介なのは一見そうではない方々の中に、同根の方がいることです。日本国憲法自体が社会主義のイデオロギーでできており、その憲法に忠実であればある程、知ってか知らずか社会主義者になってしまいます。憲法を大前提とする法律家や官僚など、その典型となってしまうという逆説的なことが起きてしまっています。厄介なのは、国家の中枢に国家解体の首謀者がいるということです。
今回内閣参与に任命された薗田元最高裁判事は、現役当時に外国人地方参政権の判決も担当しており、容認論の根拠となった判決傍論作成にも関わっている御仁です。その方が、女性天皇、女系天皇容認を打ち出した有識者会議の座長代理であり、今回再び登場したというわけです。本人の経歴からいえば、社会主義者とは呼べないのですが、その御仁が率先して女性宮家創設、女性天皇、女系天皇導入の旗を振っているわけです。
また、官僚の中枢にも同根の方々がいます。羽毛田信吾宮内庁長官(元厚生労働省事務次官)やその後見役である古川貞二郎元厚生省事務次官もそうです。
●公務の分担は旧宮家の復活で
第三の理由は、公務の分担は、日本の伝統に沿って、旧宮家の復活によるべきだと考えるからです。宮家というのは、皇室の藩屏としていざという時には皇位継承ができる家系のことです。皇位継承権のない宮家というのは、あり得ない話です。公務の分担ができても、安定的な皇位継承は望めません。
日本の歴史を遡ってみれば、初代神武天皇以来現行125代の今上天皇まで、皇位継承は男系(父系)によって行われてきました。女性天皇は8方10代いらっしゃいましたが、すべては男系(父系)であり、中継ぎ的な一時的なものでした。男系が行き詰った時に、過去3回ありました。その際には、10親等11親等遡って、男系の子孫に皇位を継承させたのでした。
なぜあえてそのようなことをしたのでしょうか?万世一系の皇統とは、君民共治、権威と権力を分立させ、直系で皇統をつなぐのではなく、男系(父系)を基準としていくつもの家系でつないでいく傍系主義を採っています。直系主義は、我が子可愛さから皇統(国家国民)が私物化されやすく、諸外国の歴史をみても、専制主義となり、国民を虐待し、革命等によって君主制・王政の廃絶となります。ところが、傍系主義は男子がいなければ、その皇統を自分の子ではなく、男系を遡って別の男系の家系にお返しお渡ししなければならなりません。そこに、私情を超えた公共への精神、謙虚、謙遜という日本文化の核心が生まれてくるのではないかと思っています。
男系だから男尊女卑、女系天皇容認が男女平等となるという人権問題と皇統の問題は、同次元では語ることができません。そもそも、皇族には私たち国民が保障されている人権がありません。皇統の問題は人権問題という次元の問題ではないのです。
●国家解体を目論む野田民主党政権を打倒
野田民主党政権は、震災復興もままならない中で、TPP(環太平洋経済連携協定)への参加、消費税増税、そして今回の女性宮家創設と次々に重要な課題に取り組もうとしています。政治の第一優先順位は、震災復興にしっかり取組み、被災地はもちろんですが、全国各地を災害に強い国にすることです。ましては、皇室の問題を国民の支持を失った政権が取り組むべき課題ではありません。
最近、いろいろな方から「松下政経塾は、皇室という日本国家の核心について、どのような教え方をしていたのか」と問われることがあります。松下幸之助翁が皇室尊崇、伝統文化への支援を惜しまなかった方であるだけに、余計そのように感じられるのかもしれません。日本の歴史上、誰もしなかった暴挙を野田総理が行うのであれば、松下政経塾で学んだ者として、幸之助翁の名誉にかけて、野田内閣を打倒する責任が私自身にあると思っています。
本日1月7日は、昭和天皇が崩御された日で、武蔵野御陵と皇居、各地の神社で昭和天皇祭が斉行されました。戦前戦中戦後と激動の時代を、国民の安寧を第一に考えられた昭和天皇のことを思えば、ますます女性宮家創設を阻止しなければならないと思っています。旧宮家を復活させて、皇室の安泰を図り、君民共治の伝統、国柄を保持し、国家の発展に尽くしたいと思っています。
私は、女性宮家反対運動を通じて、自民党を変え、民主党を倒し、道義大国をめざして、全力を尽くします。
●今後の予定
1)「尖閣諸島開拓の日」街頭行動
- 目的:沖縄県石垣市が平成22年に制定しました。その趣旨は、明治28年1月14日に尖閣諸島が日本国に正式に編入されたことを記念し、尖閣諸島のことを多くの日本人に知ってもらいたいからです。それにあわせて、山梨県内においても、尖閣問題と外国資本による水源林の買収等の啓発のため、前日に街頭行動を行います。
- 日時:1月13日(金) 午後5時から(1時間)
- 場所:甲府駅南口
- 連絡:チラシ配布等のボランティアを募集しています。事務所までご一報下さい。
2)赤池まさあきと語る「ネットオフ会」1月交流会
- 内容:赤池まさあきとネット愛好者の方々との気軽な交流会です。
- 日時:1月 13日( 金)午後6時30分から(90分程)
- 会場:地域コミュニティ広場「花水木」(甲府市朝日町商店街)
- 会費: 実費(その場で飲食費を個人精算)
- 申込:事務所までメールを送付して下さい。
3)赤池まさあき後援会「誠友会」新年交歓会
- 内容:尖閣諸島開拓の日にあわせて、領土問題を考えるとともに、新年に当たり参加者相互の交歓会を開催します。
- 日時:1月14日(土)午前11時30分から(90分程)
- 会場:かいてらす(山梨県立地場産業センター)2階 レストラン・ワイングラス
- 会費:1人2千円(当日徴収)
- 申込:事務所までお尋ねください。
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以上、お読み下さり、ありがとうございました。
今後も、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、日本国家国民を守るために、落選したとはいえ、全身全霊で駆け続ける覚悟の赤池誠章です!ホームページもご覧下さい。http://www.akaike.com



正直、意外でした。皇位継承問題に関しては、(自称含む)保守派すら明らかに不見識、
故にかえって皇統断絶を後押しする謬論を(一部は悪意を持って意図的に)述べているのに、
赤池先生は全く流されておられません。
この問題に関する重点を逃さない御主張に感服いたしました。
さらに、今般の皇統断絶計画に反対するだけでなく、より皇位継承を磐石にする
知と法理の結晶とも言うべき学術書をご紹介致します。
私の知る限り、最も長くかつ精緻に皇位継承問題を研究されてこられた碩学、
中川八洋さんの専門書です。
①皇統断絶―女性天皇は、皇室の終焉
②女性天皇は皇室廃絶―男系男子天皇を、奉戴せよ
③悠仁天皇と皇室典範
この問題では、民主党をはじめとする反皇室勢力の目論見を粉砕することはもちろん、
「その上でどうするか」を論じることが不可欠です。
是非ご一読いただきたく存じます。
全く同感です。
特に、男系継承の根本に基づく傍系主義継承の深慮は、もっと広く知られて然るべき点だと思います。
頑張れ国士、赤池誠章!