1月27日は国旗制定記念日。改めて国旗・国歌を考える

2011 年 1 月 26 日 : 赤池まさあき · コメント(2) 

日の丸

国旗「日の丸」と国歌「君が代

 いつもお世話になります。赤池誠章です。

 1月26日(水)には、国会では代表質問が始まりました。政府の施政方針演説に対して、各党代表者が本会議場で質問し、それに政府が答えるものです。委員会のように、一問一答ではないので、議論の深まりはないのですが、まずは国会議員全体に対して、そして国民に向けて、基本的な方針を確認し、議論のスタートとなる場です。

  

●北沢防衛大臣は辞職すべき

 北沢防衛大臣直属で、外国のスパイ活動を監視する「自衛隊情報保全隊」が、陸自OBの佐藤正久参議院議員、田母神俊雄元航空幕僚長の講演会等に、現職自衛隊員が参加したかどうかをチェックしていたということが報道されました。(1月24日付産経新聞) 「頑張れ日本!全国行動委員会」の会合も、調査対象となっていたと言います。

 25日(火)の自民党国防部会で取り上げられ、保全隊の活動の詳細は説明できないが、佐藤議員は調査対象となっていないと、防衛省は弁明しました。

 この問題は、昨年11月10日の「隊員の政治的中立性の確保について」という事務次官通達にあります。 通達には、自衛隊行事で(1)政治的行為と誤解されることを行わないよう参加団体に要請、(2)誤解を招く恐れがある場合は参加を控えさせる-などの対応が指示されています。大臣官房文書課長名で事務連絡も出し、民間団体代表の発言を記録して文書課に提出することも求めています。

 この通達のきっかけは、11月3日の自衛隊入間基地の航空祭において、民間団体「入間航友会」会長が民主党政権批判を行ったことに、北沢防衛大臣が怒り、自衛隊基地内での民間人の発言を事前にチェックせよという指示のもと、通達が出されたといいます。この通達によって、現職自衛官の行動もチェックされるようになったといい、今回の問題につながったわけです。

 自衛隊を政争の具に使う民主党政権の体質には、ほとほと呆れます。保全隊を代表質問や各委員会で、民間人の言論封殺をめざす防衛省事務次官通達の撤回を迫り、それを主導した北沢防衛大臣の辞職を要求すべきです。参議院では問責決議を行うべきだと思います。

 2月2日の「頑張れ日本!全国行動委員会」山梨県本部設立大会にも、北沢スパイ部隊?が来るかもしれませんので、北沢大臣に伝わるよう思い切り批判を展開したいと思います。

 

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●1月27日は国旗制定記念日

 1月27日は、国旗制定記念日です。今から141年前の明治3(1870)年の1月27日に、明治政府は太政官通達を出し、日本国籍の商船においては「日の丸」を掲げることを定めたのです。国際社会の中で生きていくために、国旗として「日の丸」が定着する契機となりました。

 26日(水)早朝のサッカーアジアカップ準決勝の日韓戦で日本がPK戦で勝利しました。その試合前に国旗掲揚と国歌斉唱が行われました。昨年のサッカーワールドカップでの日本の活躍の裏には、ブラジル出身の田中マルクス闘莉王選手が、肩を組んで国歌を歌おうと呼びかけたことが、チームの団結心を促したと言われています。いまやオリンピックはじめ、国際的スポーツ大会では、欠かせないものとなっています。

 国旗は、船の帰属国を表すものとして始まりました。その起源は古く、戦いの場での旗印だと言われています。

 国歌は、革命などの戦いの中で、近代国家が誕生するとともに生まれたものが多いと言われています。

 

●国旗、国歌は国柄を表す

 『国旗・国歌の世界地図』(文春新書)を読むと、国旗と国歌にその国柄が出ていることがよく分かります。

England

 英国の国旗「ユニオンジャック」には、イングランドとスコットランド、アイルランドの3つの旗が重ねあわされており、英国の歴史が分かります。国歌の「神よ、国王(女王)を護り賜え」は神と王の国である英国をよく表しています。

Fance

 仏国の国旗は「三色旗(トリコロール)」で、国歌は「ラ・マルセイエーズ」です。フランス革命から生まれたものです。革命のスローガン「自由、平等、友愛」を表しています。パリ市の色である赤と青、ブルボン王朝の白が組み合わさったものと言われています。

USA

 米国の国旗「星条旗」、国歌も「星条旗」は、英国からの独立戦争で生まれたものです。国旗の13のストライプは、独立当時の13州を、左上の星は現在の州の数を表しています。現在星(州)の数は50です。

China

 シナ(中国)の国旗は「五星紅旗」、国歌は「義勇軍行進曲」です。紅旗は、日本で言えば「赤旗」であり、共産主義革命を表しています。五星の大きな星は共産党=漢族を、回りの4つの小さな星は、満、蒙、回教(イスラム教徒)、蔵(チベット)の4つの少数民族、または労働者、農民、知識階級、愛国的資本家を表すとも言われています。国歌「義勇軍行進曲」は1935年制作の抗日映画のテーマ曲です。共産党と漢族を中心に、抗日をめざすというシナの国柄をよく表していると思います。

 

●国旗国歌=国家国民

 国家には独自の歴史があり、そしてその象徴としての国旗と国歌があるのです。それは、国家国民の統合に資するものとして、大変重要なシンボルです。国旗や国歌は国家そのものであり、礼を尽くすことが国際的なマナーとなっています。

 国旗と国家を侮蔑することは、その国を侮辱することになります。日本の刑法には、外国国章損壊罪(92条)があり、二年以下の懲役又は二十万円以下の罰金に処することになっています。外国には、自国の国章を損壊した場合や、国歌の際に起立しないことにも、罪に問われる場合があります。それだけ、国旗と国歌は国家国民の尊厳と密接に考えられており、国家国民を守るために、そのシンボルを守ることは国内外の常識だということでしょう。

 

●常識がない民主党、国家国民を守る意識なし

 国旗と国歌を尊重することは、そのまま国家国民を尊重し、守る意識につながります。しかし、残念なことですが、民主党にはその意識がないようです。

 一昨年の総選挙前に、後援会の会合で、日本国旗を切り刻んで、民主党旗をつくった、民主党候補者がいました。また、政権交代して、民主党の方々が大臣となり、会見する場において、国旗へ敬意を表する方が少ないのも目につきました。

 それもそのはずです。平成11(1999)年の「国旗・国歌法」に対して、民主党は強制や押し付けだと反対して、自主投票としたのです。

 その時の投票結果について、民主党の公式ホームページからは削除されてしまいました。江田五月法相の公式ホームページには、当時の党資料が転載されて、今でも確認することができます。

 それによると、当時の民主党議員の賛否は以下です。(敬称略)

 賛成(45人) 安住淳、伊藤英成、石井一、上田清司、岡田克也、奥田建、鹿野道彦、鍵田節哉、川内博史、川端達夫、神田厚、北橋健治、熊谷弘、玄葉光一郎、木幡弘道、古賀一成、今田保典、佐藤敬夫、島聡、島津尚純、城島正光、仙谷由人、田中慶秋、田中甲、高木義明、玉置一弥、樽床伸二、中川正春、中野寛成、中山義活、永井英慈、羽田孜、畑英次郎、鳩山由紀夫、平野博文、藤田幸久、藤村修、古川元久、堀込征雄、前田武志、松崎公昭、松沢成文、吉田治、吉田公一、渡辺周

 反対(46人) 赤松広隆、伊藤忠治、家西悟、池田元久、池端清一、石毛鍈子、石橋大吉、岩國哲人、岩田順介、上原康助、生万幸夫、枝野幸男、小沢鋭仁、大畠章宏、海江田万里、金田誠一、河村たかし、菅直人、北村哲男、桑原豊、小平忠正、小林守、五島正規、近藤昭一、佐々木秀典、佐藤謙一郎、坂上富男、末松義規、辻一彦、土肥隆一、中桐伸五、中沢健次、葉山峻、鉢呂吉雄、原口一博、日野市朗、肥田美代子、福岡宗也、細川律夫、前原誠司、松本惟子、松本龍、山元勉、山本譲司、山本孝史、横路孝弘

 欠席(1人)石井紘基

 (出所)江田五月公式ウェブ http://www.eda-jp.com/dpj/kokki3.html

 

 初出は 衆議院議員だけでしたので、参議院議員の賛否も以下追記します。(1月30日)

民主党・新緑風会議員の賛否(敬称略)

賛成(20人)
足立良平、浅尾慶一郎、石田美栄、今泉昭、海野徹、江本孟紀、北澤俊美、小林元、小山峰男、佐藤雄平 、寺崎昭久、直嶋正行、長谷川清、平田健二、広中和歌子、本田良一、松田岩夫、柳田稔、吉田之久、和田洋子

反対(31人)
朝日俊弘、伊藤基隆、今井澄、江田五月、小川勝也、小川敏夫、岡崎トミ子、川橋幸子、久保亘、郡司彰、小宮山洋子、輿石東、佐藤泰介、齋藤勁櫻井充、笹野貞子、高嶋良充、竹村泰子、谷林正昭、千葉景子、角田義一、福山哲郎、堀利和、前川忠夫、松崎俊久、円より子、峰崎直樹、本岡昭次、簗瀬進、山下八洲夫、藁科滿治

棄権(5人)
勝木健司、木俣佳丈、内藤正光、藤井俊男、松前達郎

  (出所)江田五月公式ウェブ http://www.eda-jp.com/dpj/kokki4.html

 

●国旗「日の丸」と国歌「君が代」の賛否で分かる思想

 国旗国歌に反対する人たちは、日本の伝統を認めず、戦前の日本は悪かったという歴史観を持ち、皇室に反対し、国家を悪とする考え方を持っているとしか言い様がありません。特に、政権交代して大臣として、天皇陛下から認証を受け、政府を代表して仕事をする方々が、国旗国歌法に反対した罪悪は重いと思います。そのような方が、日本国家国民を代表して政治を行う時に、尖閣事件に見られるように、日本の国益が損なわれるのは自然の流れなのかもしれません。

 大臣になった人、現在大臣の人の名前を以下、再掲載します。仙谷元官房長官が賛成していたとは、少々意外な感じがしました。

 民主党政権下で大臣及び元大臣で反対した人(衆議院議員10人+参議院議員3人=13人)

鳩山内閣:赤松広隆農相、小沢鋭仁環境相、原口一博総務相、千葉景子法務相

菅第一次内閣:岡崎トミ子国家公安委員長

菅第二次改造内閣:菅直人内閣総理大臣、枝野幸男官房長官、大畠章宏国交相、海江田万里経産相、細川律夫厚労相、前原誠司外相、松本龍環境相、江田五月法務大臣(参議院議長)

番外:福山哲郎官房副長官、横路孝弘衆議院議長、河村たかし名古屋市長

 

●「日の丸」と「君が代」は日本の国柄をよく表す

 日本国は慣習として、国旗は「日の丸」、国歌は「君が代」としてきました。古くから太陽神である天照大神を尊崇し、「日出づる処」「日のもと」と自国を称し、万世一系で現在まで125代の天皇陛下が統治し、君民共治の国柄から相応しいものでだと思います。

 「日の丸」の起源は不詳ですが、京の五条での牛若丸と弁慶が出会った時、牛若丸が持っていた扇には「日の丸」が描かれていたと言います。源平合戦の時、平家の旗印は赤字に白丸、源氏は白地に赤丸、どちらも天皇から下された「日の丸」の旗印で戦ったとも言われています。長篠の戦いでは、両軍ともに源氏の直系として、「日の丸」を掲げて戦ったことが絵図に残されています(松本健一、櫻井よしこ)。山梨県甲州市塩山の雲峰寺には武田家で使用されたという御旗、日本最古の「日の丸」が保存されています。

 江戸時代には幕府の御用船に使われ、幕末ペリー来航後の翌年異国船と間違わないために「日本総船印」を定めまれました。維新後、明治3(1870)年1月27日に太政官布告によって、商船に「日の丸」を掲げることが定められたのです。それが国旗制定記念日となります。

 

●「君が代」は世界最古最短の国歌

 「君が代」の歌詞は、10世紀初めの「古今和歌集」にあります。その歌は「我が君は・・・」となっており、「君が代は…」は「和漢朗詠集」の13世紀写本からみられるようになります。君は天皇陛下とは限らず、庶民一般の長寿を祝う時に、普通に広く謡われていたと言います。

 維新後、国際社会の中で生きるために国歌の必要性が叫ばれ、薩摩出身の大山巌(陸軍大将)が、当時流行していた薩摩琵琶曲「蓬莱山」の一節から歌詞を採用しました。曲は当初英国歩兵軍楽長フェントンが作りましたが評判が悪く、その後宮内省式部寮雅楽課(林広守)が作成しました。その曲に和声をつけたのがドイツ人エッケルトです。明治13(1880)年11月3日明治天皇誕生日に初めて演奏されました。明治22(1889)年大日本帝国憲法発布、翌年教育勅語が渙発され、小学校の儀式用唱歌とされて、国歌として定着しました。(『国旗・国歌の世界地図』(文春新書))

 歌詞には、「さざれ石(細石、小石)」が長年経って「いわお(厳)」になると歌われています。これは石灰質が小石の間に入り、雨水によってコンクリート状になった岩のことであり、実際石清水八幡宮や護法神社、伊勢神宮会館等、各地には「さざれ石」の実物が置かれています。

 

●戦後の「国旗・国歌」をめぐる争い

 戦後、「日の丸」「君が代」は軍国主義、戦争の象徴として、「日教組」はじめ左翼団体から批判され続けてきました。しかし、上述したように、国旗国歌は日本の長い歴史の中で国民の中に慣習となり定着してきたものであり、戦争中だけに使われたものではありません。

 文部省(当時)は、昭和33年度学習指導要領に「国民の祝日などにおいて儀式などを行う場合には,児童に対してこれらの祝日などの意義を理解させるとともに、国旗を掲揚し、君が代をせい唱させることが望ましい。」としていました。あくまで、祝日に限り、それも学校の自主性を重んじていたわけです。各地においては混乱なく学校行事においては国旗掲揚と国歌斉唱が行われていました。しかし、日教組が強い地域では、明文法の裏付けがないことを理由に国旗掲揚や国歌斉唱しなかったり、拒否する事態が起きていました。

 

●入学式と卒業式での国旗掲揚、国歌斉唱

 それに対処すべく、平成元(1989)年です。学習指導要領の改訂があり「入学式や卒業式などにおいては,その意義を踏まえ,国旗を掲揚するとともに,国歌を斉唱するよう指導するものとする。」と明記しました(竹下内閣時代で文部大臣は西岡武夫現参議院議長)。入学式と卒業式という学校行事において、国旗掲揚と国歌斉唱を義務づけたわけです。これに対して、日教組はじめとする左翼団体は、強制、押し付けだと反発して、一部学校現場が混乱しました。平成11(1999)年には教育委員会と職員の板挟みに悩んだ校長が、卒業式前日に自殺する悲劇的な事件まで起きました。そこで、自民党の小渕内閣は「国旗・国歌」を法制化に取組み、制定させて今日まできました。

 

 国旗「日の丸」、国歌「君が代」は、日本の長い歴史に培われた慣習法です。それを否定する民主党をはじめとする方々は、日本の歴史を否定し、皇室の廃絶を願い、現在の国家国民を守る意識のない方だということです。

 そのような方々を政権から降りてもらうために、一日も早く解散総選挙が必要です。

 

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●今後の予定

頑張れ日本!全国行動委員会山梨県本部設立へ

  • 目的:山梨県において、打倒民主党をめざし、頑張れ日本!全国行動委員会の支部を設立いたします。ぜひご参加下さい。
  • 日時:平成23年2月2日(水)19時~21時
  • 会場:甲府市総合市民会館芸術ホール(甲府市青沼3丁目5-44)地図はこちらへ
  • 登壇者:田母神俊雄、井尻千男、すぎやまこういち、土屋たかゆき、水島聡、三輪和雄、赤池誠章他(敬称略)
  • 主催: 頑張れ日本!全国行動委員会、赤池まさあき後援会「誠友会」
  • 後援:日本会議山梨県本部 日本を創新する会山梨倶楽部
  • 連絡先: 赤池まさあき事務所 TEL 055-237-5523 http://www.akaike.com
  • チラシ:http://www.akaike-office.net/report/2011/H230202_ganbare.pdf 

 

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 以上、お読み下さり、ありがとうございました。

 今後も、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、日本国家国民を守るために、落選したとはいえ、全身全霊で駆け続ける覚悟の赤池誠章です!ホームページもご覧下さい。http://www.akaike.com

コメント

“1月27日は国旗制定記念日。改めて国旗・国歌を考える” コメント(2)

  1. 千葉県民 より:

    防衛省が昨年11月、自衛隊行事での民間人による政権批判を封じる事務次官通達を出した問題で、これを主導したのは当時防衛副大臣の安住淳民主党国対委員長だったことが26日分かった。
    通達に関する会議で広田一政務官は「この通達はやりすぎだ」と再考を求めたが、安住氏は振り切ったという。
    昨秋の臨時国会で自民党が「言論統制を強いる通達だ」として北沢俊美防衛相らを厳しく追及したことを受け、安住氏が通達撤回を検討していたことも分かった。
    安住氏は「撤回しても効力はものすごい。通達を1度出したことに意義がある」と周囲に語ったが、北沢氏は「撤回すると非を認めたことになり、さらに野党に追及される」と判断し、撤回を見送った。
    http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110127/plc11012701310010-n1.htm

  2. 赤池まさあき より:

     平成23年1月28日に、東京高裁で、国旗国歌訴訟の第二審の判決が出ました。
     入学式や卒業式で日の丸に向かって起立し、君が代を斉唱するよう義務付けた東京都教育委員会の通達は、思想・良心の自由を保障した憲法19条に反するとして、都立学校の教職員ら395人が義務がないことの確認や違反者の処分を禁じることなどを求めた訴訟の控訴審判決です。
     当然、合憲とのことでした。違憲とした第一審がおかしかったのです。
     それにしても、395名も国旗・国歌が違憲で、精神的被害を受けたと訴えていたとは、驚きです。そんなに嫌なら日本の公務員にならなきゃいいだろうと思います。

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