ああ自殺大国!!日本

2010 年 3 月 23 日 : 赤池まさあき · コメント(1) 

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山梨経営フォーラム3月勉強会で、中村幸枝産業カウンセラーの話を聞く

  赤池誠章です。いつもお世話になっております。「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、全身全霊で駆け続けます!

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●山梨経営フォーラム3月勉強会のテーマは「自殺」

 3月23日(火)午前11時30分から13時20分まで、山梨経営フォーラム3月勉強会を開催いたしました。テーマは「自殺」です。現在日本の深刻な問題として、自殺者が多いことが言われています。ここ10年間で毎年3万人を越える方が自殺しています。その特徴は、以前は高齢者の方が多かったのですが、近年は働き盛りで経済不況を理由にする方々が増えています。私の現職時代平成18年に「自殺対策基本法」が制定されました。それにそって、自殺対策がようやく国全体で取られるようになり、その一環として、今年3月は一年間の中で一番自殺者が多いことから「自殺防止強化月間」となりました。そこで、中村幸枝先生(エヌ心理研究所所長、産業カウンセラー)をお招きして、メンタルヘルスについて、学びました。以下、講話要旨を掲載します。

 

●トップの意識が大事

 皆さん席を立って、握手をしてみてくれますか。(一同移動して握手する)皆さん素晴らしい笑顔になりました。たかが挨拶、されど挨拶。挨拶だけで、コミュニケーションがとれて、笑顔溢れる素晴らしい職場になります。挨拶を返してくれないと嫌な気持ちになる。返さなくても、挨拶をすることが大事です。職場の環境づくりの第一歩です。

  企業経営は、ヒト、カネ、モノ、情報が大事だと言われています。特に、人です。人は単なる労働力でなく、人的資源であり、人的資本として、企業活動の基盤を支えてくれるものです。その人をどうマネジメントしていくかというと、外部からどうこうできるものではありません。自らの成長する力、自ら付加価値を生み出す力を活用していくことが大事です。先ほど、水の結晶の写真をみてもらいました。水も良い言葉、良い環境によって、綺麗な結晶になるのです。人も同様だと思います。

 会社も人も豊かにする環境づくりのためには、以下が大事です。

 まず、豊かな環境づくりのためには、社長、トップが豊かになることが大事です。まずは社長自身が幸せだと思うこと。健康や家族に感謝することです。嫌なことや、責任も重いわけですが、まずは幸せだと思うことだ大事です。

 そして、次に社員をほめてほめて、ほめることが重要です。社員の良さを引き出していくこと。体は休むと治りますが、心は休んでも治りません。厚生労働省が平成12年に指針をつくり、13年から都道府県で担当者をつくることになりました。私は山梨でその担当者として、ある企業でメンタルヘルス対策を始めました。2年間かかりましたが、会社内に体制をつくってもらうべく努力しました。体制ができて、効果を発揮しています。今でも各社無料で5回までのメンタルヘルス対策の体制づくりの支援を行うことができます。会社でやったことは、まずはメンタルの位置づけから始める。ストレスの意味を知ってもらう。トップの意識を変える。自分自身が良い波動になると、良い波動を引き寄せる。社長が成長すると社員も成長する。中には社員が出ていく場合がある。残った社員は優秀な社員。

 次ぎに大事なことは、社員を信じることです。部下を変えようと思っても、変わりません。自分を変える、自分の波動を高くすることによって、社員に及ぼすことが大事。社員を怒っても動かない。一時的に動いても、萎縮する。やる気を起させるのは、ほめること。ほめられて、良い気持になる。その気持ちが大事。そうすると、自分から次の目標設定するようになります。

 第3に大事なことは、知識ではない智恵を使うことです。人のふれあいのところでは、知識では智恵が大事。楽しいことを考えてあげればよい。上に立つ人の仕事です。

 

●お金の法則

 億万長者で有名な斉藤一人さんの言葉を紹介します。 商売は「人間性を高めて、自分を向上させるための経験の場」 「人間性を高めることが、収入の増加につながり、結果的に自分も豊かになる」とのことです。斉藤さんの言葉が示しているように、お金にも法則があります。「よどまず、滞らず、流れること」です。 1循環させる、2正しいお金 3気持ちの介入が大事です。

 労働者には様々な形のストレスが加わります。過重労働。タイプAと呼ばれる生真面目な人に多く、脳と心臓に影響がでます。子供が不登校で、父が仕事人間で、急死した事例がありました。新技術の習得の圧力。上下関係秩序の混乱。雇用の機会喪失。職場のいじめなど、人間関係からくるストレスが多いのです。仕事の質・量、リストラからくる仕事の変化です。 「安全」「安心」である職場が、「不安」「不安定」となると、心身を冒す原因となります。

 

●メンタルヘルス対策

 自殺者は3万人を超えています。精神障害などの労災認定の対象となり、労働契約法第5条 2008年施行で「事業主の安全配慮」が義務付けられました。労働安全衛生法 第69条は「従業員全員の健康状態(心身)を把握しておかなければならない」ことになりました。大手会社で、明るい新入社員が暗くなり、会社を辞めたいと言いだし、相談にのった翌日に、自殺してしまいました。民事裁判となり、1億6800万円の賠償となりました。残業して、3時間しか睡眠時間がないことを、上司は知っていたにもかかわらず、放置していたとして、法的責任を問われたのです。

 悪いイメージがあるが、ストレスとは、ハンス・セリエ(カナダの生理学者)が、刺激(ストレッサー)による反応をストレスと呼びました。快ストレスと不快ストレスの両方があります。ストレスがないのも問題だということです。不快ストレスが続くと、心身症(胃潰瘍他)、神経症、うつ病になります。高ストレス状態が続くと、以下のような経緯をたどると言われています。 ハンス・セリエ「ストレスの3段階説」によると、警告期(ミス、イライラ)→抵抗期(脱力感、胃や心臓に異常)→疲弊期(休養と薬、治療)。そして、精神的な死を迎えます。

 うつ病とは、睡眠障害から出ます(2週間以上続く)。気の持ちようで治らないもで、最終的には、自殺念慮と呼ばれる、自殺したいと思い続ける衝動にかられることになります。ストレスへの対処が分からないとうつ病になりやすい。真面目、生真面目がなりやすいものです。うつ病の人への対応は、よく言われる通り、禁句があります。がんばれ、しっかりしろ、期待している、気晴らしに旅行(映画)ででも行こうなどです。不断通りに接することが肝要です。「最近どう?」「調子は?」などの声かけは大事です。ゆっくり休養させたいのです、メランンコニーと呼ばれる自責が強いので、本人は休みたくても休めない状態が続きます。そこで医者は、薬で補います。抗うつ剤と呼ばれるもので、良くなっても途中で止めないことが大事です。

 最近、新型うつ病が言われるようになりました。 「ディスチミア」と呼ばれるので、最近多くなっています。特徴は以下です。若いときから発症し、他責的(自分が落ち込んでいるのは、会社や家族環境のせいで、自分のせいではない)で、「うつ病」と診断されるケースが多いのですが、症状は「うつ病」に似ているが、対処方法がまったく違います。専門家の判断が必要です。

 

●自分で気づく変化

 2週間以上続くと危険なので、自分で気づくことが大事です。早期発見すれば、早期に治るものです。

 ・よく眠れない。朝、早く目が覚めてします。

 ・疲れやすい。食欲もない。身体の調子がなんとなく悪い。

 ・気力、集中力、根気がない。

 ・何をしても楽しくない。テレビを見てもいつものように面白くない。

 ・考えがまとまらない。

 ・食欲がなくなって痩せてくる。

 ・些細なことでイライラする。

 以上、メンタルヘルスについて、話をいたしましたが、まずはトップである経営者自身が健康でいることです。経営者の元気な声が、相手(従業員)を元気にします。愛と感謝が大事です。愛は、周りの全てに力を与え、相手を元気にすることであり、「感動すること」は自分を元気にしてきれいにできます。

 

●自殺大国日本からの脱却

 以上、講話の要旨を私の文責で掲載させていただきました。専門家の話を聞いてみて、自分自身の認識が不十分であったことに気づかされました。自殺の引き金となるストレス、そしてうつ病は、誰にでも起こることであり、特別な病気ではないというものです。そのためには、まずは自分自身でメンタルヘルスの知識を持つことが大事だと思いました。しかし、残念ながら現在専門家は少なく、教育が十分ではありません。

 そういう意味では、今年度から始まった教員免許更新制にともなう教員研修会は重要です。実際、研修会の中にはメンタルヘルスの講義もあると聞いています。先生方にとっては、自分自身のメンタルヘルスであり、子供たちや保護者への対応が違ってきます。その研修予算を事業仕分けで削っている日教組や民主党政権は、結局教師や子供、保護者のことを何も考えていないということなのでしょう。

 

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●  これからの活動

1)田母神閣下のニューヨーク講演ツアーに西村真悟先生の代理で急遽参加

  • 日程:3月24日(水)から29日(木)まで 4泊6日
  • 場所:米国ニューヨークで  
  • 詳細:田母神閣下ホームページでhttp://www.tamogami.sc/event/

※ 突然西村先生からの電話で、代理参加することになりました。西村先生からの直々の指名でありますので、米国をしっかり勉強させてもらいます。報告は後日。

 

2)自民党山梨県連パーティ

  • 日時:4月10日(土)午後2時から
  • 会場:アピオ甲府で  
  • 詳細:自民党山梨県連ホームページで http://www.jimin-yamanashi.or.jp/

 

3)赤池まさあきが語る時局講演会 参加者募集

  • 日時:4月17日(土)午後4時から(60分程)
  • 会場:赤池まさあき事務所  会費:無料 申込:ホームページから

 

●近況報告

1)「2.17創生日本!教育再生国民集会in山梨」開催 盛況御礼!

  • 日時:平成22年2月17日(水)18時開場、18時30分から21時まで
  • 会場:甲府市総合市民会館芸術ホールで
  • 街頭:午後2時30分から甲府駅前で街頭演説、その後中心街を街頭行進

 平沼赳夫先生からもビデオメッセージを頂き、安倍晋三元内閣総理大臣はじめ、平沼赳夫(衆議院議員ビデオ)、井尻千男(拓殖大学日本文化研究所顧問)、八木秀次(日本教育再生機構理事長)、衛藤晟一(参議院議員)、宮川典子(自民党参議院議員候補予定者)、義家弘介(参議院議員)、中山成彬(元文部科学大臣)、伊藤玲子(建て直そう日本女性塾幹事長)、土屋たかゆき(東京都議)、小林正(教育評論家)、西村幸祐(ジャーナリスト)、山村明義(ジャーナリスト)、松浦芳子(草莽全国地方議員の会会長)、富岡幸一郎(文芸評論家)、水島 総(頑張れ日本!全国行動委員会)が来県して、熱く語っております。

 

2)「【草莽崛起】2.2頑張れ日本!全国行動委員会結成大会

 & 日本解体阻止!全国総決起集会」に登壇 

  • 平成22年2月2日(火)  日比谷公会堂で
  • 14時00分  頑張れ日本!全国行動委員会 結成大会 大シンポジウム
  • 17時00分  頑張れ日本!日本解体阻止!全国総決起集会

 ※ 当日の模様は 日本文化チャンネル桜で、放送されています!

 http://www.youtube.com/user/SakuraSoTV?gl=JP&hl=ja

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 以上、お読み下さり、ありがとうございました。

 今後も、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、日本国家国民を守るために、落選したとはいえ、全身全霊で駆け続ける覚悟の赤池誠章です!ホームページもご覧下さい。http://www.akaike.com

 

コメント

“ああ自殺大国!!日本” コメント(1)

  1. スズキ より:

    自殺の問題は、個人的に強い関心を持っています。エントリーで取り上げていただき、ありがとうございます。ご指摘の通り、企業におけるメンタルヘルスへの対処は重要だと思います。「自殺」というと、真っ先に注目されるポイントです。でも、私は「本当に重要なことは、他にもあるのではないか」と感じるのです。

    警察庁生活安全局から出ている「平成20年中における自殺の概要資料」という資料があります。

    http://www.npa.go.jp/safetylife/seianki81/210514_H20jisatsunogaiyou.pdf

    自殺者の職業別割合を見ると、トップは無職者の56.7%。被雇用者・勤め人27.6%の倍以上です。さらに、年齢別の割合では60歳以上の退職された年齢層の方が36.6%を占めています。自殺者の過半数を占める無職者、その多くは高齢者と考えられないでしょうか。
    さらに、原因動機を見ると、「健康問題」が群を抜いておおく15,153人、2位の「経済・生活問題」の7,404人の倍以上なのです。

    このデータを見ると日本の自殺問題の多くは、「病気を抱えた高齢者が、絶望の果てに選択した悲劇」とは言えないでしょうか。とすれば、自殺防止の施策が必要なのは、企業内ではなくコミュニティー内、家族内ということになります。福祉政策に課題があるのかもしれません。

    そして、もう一つ。日本人のメンタリティの問題があるように思います。それは「死んでお詫びをする」、「子どもたちの迷惑になりたくない」という考え方です。もし、世界各国と比べて、特に日本に自殺が多いのならば、その点も配慮する必要があるのではないかと思っています。

    私は、ここに教育の問題を感じるのです。行き過ぎた個人主義は、家族もコミュニティーも解体してしまったのではないか。「お互い様」という日本伝統の美徳が失われてしまったことが、根底にあるのではないか。また、効率や利益だけを重視するあまりに、非効率を排除することになっていないか。高齢者を敬わない風潮が影響してはいないか。様々なことを考えるのです。

    ここまで述べたのは、データを見た私個人の感想にすぎません。でも、自殺が日本のシステムが抱えるさまざまな問題が集約されて現れた象徴的現象と考えるならば、多方面から考えることが必要なのではないかと思うのです。一つの意見としてお聞きいただければ幸いです。

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