菅新首相の所信表明演説に「騙されるな」

2010 年 6 月 12 日 : 赤池まさあき · コメント(0) 

H220609_kimigayo

6月9日(水)国民総決起集会の模様(砂防会館別館で)

 赤池誠章です。「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、全身全霊で駆け続けます!

 多くの人に知ってもらいたいので、ぜひクリックをお願いいたします。

 人気ブログランキングへ   にほんブログ村 政治ブログへ     

 

●6月9日(水)頑張れ日本!総決起集会に参加

 6月9日(水)午後5時30分から午後9時過ぎなで、平河町のシェーンバッハサボー(砂防会館別館)において、頑張れ日本!全国行動委員会主催の「草の根の手で日本を救おう!6.9『救国』全国国民総決起集会」が開催され、1千人以上の方々が参集しました。創生「日本」会長安倍晋三元総理、平沼赳夫たちあがれ日本代表、山田宏日本創新党党首の三者が揃い踏みいたしました。私も登壇いたしましたが、その時の模様を日本文化チャンネル桜が放映しています。ぜひご覧ください。

 http://www.youtube.com/watch?v=gYv2mkX90Zo&feature=player_embedded#!

 

●10日(木)「救国ネット」結成

 そして、その翌10日(木)午後2時からは、憲政記念館において、ジャーナリスト櫻井よしこさんが呼びかけ人となって、安倍、平沼、山田三者の三団体による救国ネットワークの結成記者会見が開かれました。その会見の模様を、チャンネル桜が放映しています。

 http://www.youtube.com/watch?v=FPFiNsdaQKk&feature=youtube_gdata

 その時、交わした合意文書が以下です。

 具体的な運動として、我が地元山梨で共同街頭演説会を開催することになりました。打倒民主党、救国を山梨から起すために、私自身微力ですが、全力を尽くします。

 まずは、6月16日(水)山梨市での集会と、それに先立つ街頭行動を成功させるべく、全力を尽くします。

 

●11日(金)菅直人新首相の所信表明演説

 11日(金)菅新首相の所信表明演説が国会で行われました。荒井大臣が事務所費で少女コミックや女性下着を買っていたことが明らかになり、亀井大臣が郵政法案の廃案で辞任し、宮崎では口蹄疫が拡大の一途をたどっています。

 http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100611/plc1006111321014-n1.htm

 以下、要約します。

 菅首相ははじめに、前政権での「政治と金」「沖縄普天間問題」について、「私も、前政権の一員として、こうした状況を防げなかった責任を痛感しています。」「前総理の勇断を受け、政権を引き継ぐ私に課された最大の責務、それは、歴史的な政権交代の原点に立ち返って、この挫折を乗り越え、国民の皆さまの信頼を回復することだと考えております。」

 菅新首相は前政権の一員なのは当然ですが、副総理、NO2でした。鳩山総理と小沢幹事長が辞職して、内閣NO2の副総理が昇格するというのは、あり得ない話です。自ら「挫折」と認めておきながら、小沢排除で、信頼回復をしたとすることは、本当に偽装であり、騙しのテクニックだと思います。

 

●菅新首相の政治理念「市民自治」とは国家国民の解体のこと

 第二段落で、市川房江さんの選挙運動が政治活動の始まりと述べ、草の根、市民運動を強調し、企業献金の廃止が原点であると述べています。クリーンさを強調しています。しかし、小沢一郎氏の国会での証人喚問はもちろん、政治倫理審査会での弁明も行われる予定がありません。

 第三段落で、山口で生まれ、東京で育ち、父が住宅を持てなかったことなど、地盤も金もない中で、身一つで政治参加したことを語っています。世襲でないことを強調しており、正月に小沢一郎氏宅に訪問するなど、権力にすり寄る体質を隠蔽しようとしています。

 第四段落で、自らの政治思想として、真の国民主権の実現として、松下圭一氏の「市民自治の思想」を挙げ、官僚内閣制から国会内閣制への転換を訴えています。菅首相の市民自治の思想については、日本政策研究センター「明日への選択」平成22年5月号が分析しています。

 http://www.seisaku-center.net/modules/wordpress/index.php?p=691

 それによると、市民自治とは「ルソーの提起した国民主権の永久革命」であり、「国家統治と対決」し、国民ではなく、市民が主権を持ち、自治体が主導するもので、国家国民をなくそうというものです。まさに、現代版のソフト共産主義です。

  

 ●新内閣の政策課題3つ

  菅新首相は、新内閣の政策課題として「戦後行政の大掃除の本格実施」、「経済・財政・社会保障の一体的建て直し」「責任感に立脚した外交・安全保障政策」の3つを掲げました。

  「戦後行政の大掃除の本格実施」は、評判の良い事業仕分けを引き合いにし、さらに自らの成果で国民的評判が良かった厚生大臣時代の薬害エイズ問題も引用して、行政の密室性を打破し、地域主権の推進をうたっています。国家の解体を目指そうとしているとしか言い様がありません。

 「経済・財政・社会保障の一体的建て直し」として、「第三の道」による建て直しを言っています。第一の道とは公共事業中心の経済政策、第二の道とは行き過ぎた市場原理主義に基づき、供給サイドに偏った、生産性重視の経済政策であり、その失敗にそった第三の道をめざすというのです。それは、「強い経済」「強い財政」「強い社会保障」の一体的実現といっています。

 「強い経済」の実現とは、「新成長戦略」として「グリーン・イノベーション(CO2の25%削減等)」、「ライフ・イノベーション(健康大国)」、「アジア経済」、「観光・地域」を成長分野に掲げ、これらを支える基盤として「科学・技術」と「雇用・人材」に関する戦略を実施するというのです。2020年度まで平均名目3%、実質2%の経済成長を目指すというのです。昨年の総選挙の民主党マニフェストや鳩山内閣の政策に欠けていたと言われる成長戦略が全面に出てきました。地域の項目では、宮崎の口蹄疫問題が若干ふれられただけです。

 そして、「強い財政」の実現のために、無駄遣いを根絶し、経済成長路線による税収増と、税制の抜本改革=消費税の増税が必要だというのです。そのための与野党超党派の「財政健全化検討会議」の結成を呼びかけています。自民党政権時代にも、野党時代の民主党に同様の会議の結成を呼びかけましたが、拒否されています。野党が参加することはないでしょう。

 「強い社会保障」の実現については、国民総背番号制度の導入以外、具体性がありません。孤立化を防ぐために、「一人ひとりを包摂する社会」を訴えていますが、意味不明であり、市民自治の思想から考えると、ソフトな全体主義なのかと勘繰りたくなります。

 「責任感に立脚した外交・安全保障政策」の推進する上で、若い頃現実主義の国政政治学者の永井陽之助氏と勉強したことを挙げて、前政権との比較からか「現実主義」を強調しています。日本は海洋国家であり、アジアの国でもあるという二面性を踏まえた、日米同盟を外交の基軸とし、同時にアジア諸国との連携を強化するとしています。沖縄普天間問題では、日米合意を踏まえて、沖縄に23日訪問するといいます。

 むすびとして、元気な日本を復活させるために、政治的リーダーシップを強調して終わりました。

  

●菅新首相の演説に騙されるな

 私はその演説全文を聞いて、周到な準備の下で練られた演説であり、選挙を意識した偽装演説だと思いました。国民に向けて、「騙されるな」と言いたいと思います。

 新首相の生い立ちや政治経歴を折込み、分かりやすさを装いながら、本質的な政策は何も言っていません。選挙目当てのイメージ演説です。昨年夏の民主党のマニュフェストとの関連がまったく分かりません。例えば、財源が必要な子ども手当について、満額支給は諦めたと長妻厚労大臣が言っていますが、どうするつもりなのか、所信表明演説ではまったく分かりません。高速道路の無料化等もしかりです。教育問題についてまったく触れていません。現実主義を装いながら、現実的問題を避けているとしか言い様がありません。

 当然本会議での代表質問だけでなく、一問一答ができる予算委員会で質す必要があります。しかし、民主党は予算委員会を開くつもりがなく、党首討論でお茶を濁して、参議院議員選挙に突入しようとしています。生活第一ではなく、選挙第一の民主党の体質は、トップが代っても、本質は変わりません。

 

●悪夢の「口蹄疫選挙」

 宮崎の口蹄疫が全県的な広がりを見せる中で、国政選挙が行われたら、一体どうなるのでしょうか。既に危険性の指摘が各方面でされていますが、考えただけでも、空恐ろしくなります。口蹄疫は宮崎全域に確実に広がるでしょう。そして、隣県の鹿児島県や熊本県へ、あっという間に九州全域に広がり、ひょっとして全国的な広がりになるかもしれません。後世、悪夢の「口蹄疫選挙」と呼ばれるかもしれません。宮崎県の口蹄疫が終息に向かうまで、国政選挙を延期する英断が求められています。

 昨年夏に騙された国民の皆さん、また今年の夏も騙されないようにと願っています。

 

 多くの人に知ってもらいたいので、ぜひクリックをお願いいたします。

 人気ブログランキングへ   にほんブログ村 政治ブログへ     

  

●これからの活動

 「6.16守るぞ日本!教育再生は山梨から」

  私の地元山梨では、2月に引き続き、6月16日に「教育再生集会」第二弾を開催することになりました。地元の方の結集はもちろんですが、新宿からバスを出しますので、全国の有志の方々の参加をお願いいたします。

  •  日時 平成22年6月16日(水)午後6時30分開場 午後7時から9時
  • 会場 夢わーく山梨 (山梨市上神内川1348旧山梨市役所西側)
  • 送迎 東京新宿からバスを出します。申込は電話で03-6419-3900
  • 講演 藤岡信勝・拓殖大学教授 新しい歴史教科書をつくる会会長
  • 演説 稲田朋美、西田昌司、井尻千男、すぎやまこういち、赤池まさあき等登壇  
  • 街頭 集会に先立ち、午後2時から1時間間ごとに街頭行動を行います。
  • 詳細 http://www.akaike-office.net/report/2010/H220616_etm-yamanashi.pdf

 

● 近況報告

1)「2.17創生日本!教育再生国民集会in山梨」開催 盛況御礼!

  • 日時:平成22年2月17日(水)18時開場、18時30分から21時まで
  • 会場:甲府市総合市民会館芸術ホールで
  • 街頭:午後2時30分から甲府駅前で街頭演説、その後中心街を街頭行進

 平沼赳夫先生からもビデオメッセージを頂き、安倍晋三元内閣総理大臣はじめ、平沼赳夫(衆議院議員ビデオ)、井尻千男(拓殖大学日本文化研究所顧問)、八木秀次(日本教育再生機構理事長)、衛藤晟一(参議院議員)、宮川典子(自民党参議院議員候補予定者)、義家弘介(参議院議員)、中山成彬(元文部科学大臣)、伊藤玲子(建て直そう日本女性塾幹事長)、土屋たかゆき(東京都議)、小林正(教育評論家)、西村幸祐(ジャーナリスト)、山村明義(ジャーナリスト)、松浦芳子(草莽全国地方議員の会会長)、富岡幸一郎(文芸評論家)、水島 総(頑張れ日本!全国行動委員会)が来県して、熱く語っております。

 

2)6.2熊本でキャラバン

  私が事務局長を務める若手政治家集団「伝統と創造の会」(会長は稲田朋美衆議院議員)では、全国キャラバンを実施することになりました。第一弾は、九州熊本で開催いたしました。熊本1区の前衆議院議院木原みのる先生が主導してくださいました。120名以上の方々にご参集を賜り、感謝いたします。

  • 会名 道義大国日本の再建「伝統と創造の会」熊本講演会
  • 講師 衆議院議員稲田朋美 前衆議院議員赤池まあさき 前衆議院議員木原稔
  • 日時 平成22年6月2日(水)午後2時から (90分間)
  • 会場 熊本県護国神社「英霊顕彰館」熊本市宮内3-1
  • 会費 無料
  • 詳細 後日当日の様子を動画配信いたします。
  • 街頭 午後5時から 熊本市下通りパルコ前で街頭演説会も実施しました。

 

 ………………………………………………………………………………………………

 以上、お読み下さり、ありがとうございました。

 今後も、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、日本国家国民を守るために、落選したとはいえ、全身全霊で駆け続ける覚悟の赤池誠章です!ホームページもご覧下さい。http://www.akaike.com

 

コメント欄

今後の政治活動や国政に皆さまのご意見を反映させていくために
お気軽にご意見、ご感想をお書きください。

「好きです!日本」前衆議院議員赤池まさあきの国政ニュース