第二次補正予算

ようやく初の施政方針演説‐歴史なき政治に未来はない

1月 30, 2010 by 赤池まさあき · 3 Comments 

 赤池誠章です。いつもお世話になっております。今年一年「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、全身全霊で駆け続けます!

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●二次補正予算成立も焼け石に水

 1月27日(水)、参議院予算委員会での総括質疑が行われ、28日(木)今年度第二次補正予算7.8兆円が可決成立をいたしました。中小企業経営者の方々と話をしていると、麻生内閣時代の15兆円の補正予算が効いて、仕事が出てきたにもかかわらず、総選挙と政権交代によって、補正予算3兆円が執行停止となり、仕事が止まってしまったという声を多く頂いています。内閣府の試算によると、執行停止でGDPの0.8兆円が押し下げられ、今回の二次補正予算では0.4兆円の押し上げ効果しかありません。

 逸早く景気の動向をつかむ景気ウォッチャー調査によると、12月は35.4と11月より1.5ポイント改善したとはいえ、11月が33.9ポイントと史上最低でしたので、ブービー賞でので、けっして良くなったわけではありません。

 http://www5.cao.go.jp/keizai3/2010/0112watcher/watcher1.pdf

 GDP(国内総生産)の10月から12月期の発表はこれからですが、確実に2番底は間違いないところです。政権交代直後、JAL日本航空は自主再建といっていたにもかかわらず、「前原倒産」によって、法的整理となりました。事業仕分けによって、科学技術費を削り、IHI石川島播磨工業が700億円も出資していたロケット会社は、清算することが発表されました。二次補正が成立しても、執行は3月以降であり、昨年秋以降、2番底の景気にとっては、焼け石に水といった状態です。

 国会審議では、鳩山総理と小沢一郎民主党幹事長の「政治とカネ」の問題に議論が集中しました。二次補正予算を成立させて、政府が仕事をつくっても、そのお金が小沢一郎さんはじめ金権腐敗した政治家に還流しては、何をかいわんだからです。日本は、まだまだ社会資本整備が必要ですが、政治家が介在した腐敗事件が起きるたびに、公共事業悪玉論が横行して、結局その損害を一番被るのは、社会資本が必要な地域です。

 

●マスコミによって、国会審議が違う!?

28日(木)の新聞各紙の報道を読むと、国会審議の状況が全く違って報道されています。

いつものパターンといえば、いつも通りなのですが、読売や産経新聞は、野党の追求が激しく、総理がうろたえているとの報道ですが、朝日新聞は、野党が追求の決め手を欠くとの報道です。読む新聞によって、国会の様相が違って見えるというのも、ホント困ったものです。私が見聞している実態は、読売、産経に近いものでした。

 

●ようやく初の施政方針演説

 29日(金)には、鳩山首相が就任後初の施政方針演説が行われました。施政方針演説は1月からの通常国会冒頭に、1年間の政治の方針を発表するもので、臨時国会の冒頭時には所信表明演説が行われます。

 従来の作成方法は各省庁から「短冊」といって、重要政策の項目が官邸に上げられ、それらをまとめてつくられていました。ただ、総花的で総理の思いが入らないと批判されてきました。それを大きく変えたのは、小泉純一郎元首相と言われています。従来通りの手順を踏むのですが、自分の思いを入れて、細かい短冊型政策は、バサッと切って、短くインパクトのあるものになりました。

 鳩山首相は「脱官僚、政治主導」を掲げて、昨年の臨時国会の所信表明演説は、演出家の平田オリザ氏のアドバイスで作成したと言います。脱官僚から演出家依存!?ということでしょうか。今日の施政方針演説は、以下です。

 http://www.kantei.go.jp/jp/hatoyama/statement/201001/29siseihousin.html

 

●「いのちを守りたい」といっても・・・・

 総理は冒頭から「いのちを守りたい」と何回も繰り返しました。「友愛」が分かりにくいということで、言葉を変えたようです。独自色を出したいということは分かりますが、なぜあえてそのことを強調しなければいけないのか、理解に苦しみます。前自民党政権時代が、いのちを軽視したと言いたいのでしょうが・・・

 日本の目指すべき方向性として、ガンジー師の言葉を引いています。社会の大罪は 「理念なき政治」 「労働なき富」 「良心なき快楽」 「人格なき教育」 「道徳なき商業」 「人間性なき科学」 「犠牲なき宗教」だと言います。そして、人間のための経済を復活させ、新しい公共に支えられ、文化立国、人材と知恵で世界に貢献する日本をつくるといいます。

 人のいのちを守るための予算について、説明します。子ども手当創設、診療報酬プラス改定、雇用保険の拡充など、社会保障費を9.8%増、文教科学費を5.2%増ですが、公共事業費を18.3%減などです。

 内政の課題については、危機を好機にするために、いのちのための成長を担う新産業の創造、成長のフロンティアとしてのアジア、地域経済を成長の源に、地域主権の確立、責任ある経済財政運営を訴えています。

 その実現のために、責任ある政治を掲げ、戦後行政の大掃除、政治主導による行政刷新、政治家自らが襟を正すことも言っています。

 外交では、文化融合、東アジア共同体、いのちと文化の共同体、人的交流の飛躍的充実、日米同盟の進化、アジア太平洋地域における2国間関係、貧困や紛争、災害からいのちを救う支援について、説明します。

結びとして、阪神淡路大震災について触れて締めています。

  

●歴史なき政治に未来はない

 演説そのものは、素晴らしい言葉が躍っています。官僚に頼らないように、自分の言葉で話そうという姿勢がうかがわれます。しかし、鳩山総理の口から語れると、なぜか空しく聞こえてきます。ガンジー師は、自らが実践したからこそ、言葉に説得力を持って、時代を超えて、私たちに響いてくるのです。親から毎日50万円もらって、何も知らないと責任も取らない方から聞かされても、まったく説得力を持たないのは当然です。

 各種政策については、安倍内閣、麻生内閣がやとうとしていたことが、多く入っていて、新味に欠けます。子ども手当、高校無償化、高速道路の無料化などの独自政策について、恒久財源のめどが立っていません。

 総理の演説を聞いていて、どこか引っかかるなと思っていました。そして、気づいたのは、総理の演説に「歴史」がないことです。唯一語られているのは、総理の得意のフレーズである「宇宙が生成して百三十七億年、地球が誕生して四十六億年。人類は一万年」です。宇宙と地球、人類の歴史はあっても、肝心の私たち日本の国家の歴史がないのです。アジアとの文化交流数千年、日韓の負の歴史、日本の百年以上続く長寿企業二万社の事例が、わずかに引かれているのみです。歴史観、国家観なき政治です。

 「新しい公共」という考え方にしても、阪神淡路大震災の事例に見られるように、政治や企業だけでなく、こらからは市民やNPOも公共を担うべきだといいのです。この概念は、すでに国交省が策定した「国土形成計画」にあるものです。私は国会議員時代に疑念を表明したことがあります。日本は、伝統的に自治会はじめ公共を担う中間組織があり、それを再生支援することが大事であり、新しく作り出すものではないと。

 歴史なき政治には、未来はないと思います。

 皆さんはどう感じられましたか。

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●  近況報告

 1)番組出演

日本文化チャンネル桜「日本よ、今…闘論!倒論!討論!2009」

「どうなる日本!?年末大討論」出演 http://www.ch-sakura.jp/

 平成21年12月31日(木)午後8時から11時まで、日本文化チャンネル桜(スカパー!217チャンネル、インターネット放送SO-TV http://www.so-tv.jp )で放映されました。水島聡代表の司会進行で、社会貢献支援財団会長の日下公人(くさかきみんど)先生、杏林大学客員教授の田久保忠衛(たくぼただえ)先生、外交評論家の加瀬英明(かせひであき)先生、救う会全国協議会会長代行の西岡力(にしおかつとむ)先生、月刊「正論」編集長の上島嘉郎(かみしまよしろう)先生、慶応大学講師の竹田恒泰(たけだつねやす)先生、前衆議院議員の林潤(はやしじゅん)先生に私赤池の9名でした。1年の総括、民主党政権をどうみるのか、小沢一郎論、皇室と日本、外国人地方参政権、これからの日本の国家ビジョンなど、各先生方から大変示唆に富む話が聞けます。

 生放送でご覧なれなかった方には、録画がアップされていますので、ぜひご覧ください。

 

 2)「1.23 金権腐敗・小沢一郎は議員辞職せよ!
           外国人地方参政権阻止!緊急国民大行動」

 

●  これからの活動

1)私の後援会の活動です。お気軽にどうぞ。

赤池まさあき後援会「誠友会」新年交流デー

  • 日時:平成22年1月31日(日)  
  • 会場:赤池まさあき甲府事務所(甲府市中小河原1-12-15)
  • 内容:午前11時30分から 赤池まさあきと語る会「国政を斬る」
  •    午後0時30分から  懇談会 (会費500円)
  •    午後2時から5時まで 赤池が事務所におりますので、お気軽にお立ち寄りください。 

 

2)首都圏の方、結集を!私も参加します。

「【草莽崛起】2.2 頑張れ日本!全国行動委員会結成大会 & 日本解体阻止!全国総決起集会」 

  • 平成22年2月2日(火)  日比谷公会堂で
  • 14時00分  頑張れ日本!全国行動委員会 結成大会 大シンポジウム
  • 17時00分  頑張れ日本!日本解体阻止!全国総決起集会
  • 20時00分  終了

 ※ チラシは こちら からダウンロード出来ます!

 

3)「2.17日本を守るぞ!教育再生国民集会in山梨」開催 参加者募集中

  • 日時:平成22年2月17日(水)18時開場、18時30分から
  • 会場:甲府市総合市民会館芸術ホールで

 安倍晋三元内閣総理大臣はじめ、政治家や有識者が結集します。民主党から除名処分となった土屋たかゆき都議も、山梨に駆けつけてくれます。多くの方々の参加をお願いいたします。

 チラシはこちらへhttp://www.akaike-office.net/report/2010/H220217_kokuminsyukai.pdf

 

4)ネット愛好者の方々集まれ!第4回ネットOFF会

  • 日時:2月19日(金)午後6時30分から(90分間)
  • 会場:赤池まさあき事務所  会費:無料 申込:ホームページから

 

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 以上、お読み下さり、ありがとうございました。

今後も、「国づくり、地域づくりは、人づくりから」をモットーに、日本国家国民を守るために、落選したとはいえ、全身全霊で駆け続ける覚悟の赤池誠章です!ホームページもご覧下さい。http://www.akaike.com

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